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織田歯科院長の日記
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久しぶりに、織田歯科文庫から 金融経済の裏側 小名木善行著 青林堂 のご紹介です。
 成吉思汗による元の大帝国まで遡ることによる、DSの起こりから明治維新、米国南北戦争 金本位制の終焉 米国の覇権の揺らぎと中共とのせめぎ合い まで金融を視点の中心に据えての一繋がりのお話でした。現代我々が直面する問題は金融との関連が切ってもきれない。それは、少なくとも13世紀モンゴル帝国から話を始めないと、真の理解には及ばない事が、読めば誰にもわかる珠玉の一冊でした。
 お金の事を言うのは憚られますが、これだけの内容で1760円はお安いです。
 織田歯科にお越しの折、手に取って見てください。お気にいっていただけましたら、貸し出しもいたします。

 本書の目次及びはじめに、は以下のとおり、なお本書の内容一部転載は出版元青林堂のご許可を得ています。
はじめに
第1章 D Sの歴史
一 元の通行証
二 メイソンと石屋
三 シルクロードとオスマンの時代
四 ユダヤ人とディアスポラ
五 ルネッサンスと大航海時代
こらむ 源義経と成吉思汗
第2章 黄金戦争
一 日本からの金の流出
二 リンカーンを抹殺せよ
三 アラスカの売買とロシア革命
四 黄金の行方
こらむ 権力による私的支配を拒否し続けてきた自由を持つ国はどこにあるか
第3章 D Sとの戦い
一 ニクソン・ショックによる米国保証のペーパーマネー
二 ドルの信用で富を築いた中共
三 中共の国柄
四 チベットはなぜ侵略されたのか
こらむ 海の文明、陸の文明
第4章 いま世界で起きていること
一 人口変動とグローバル金融システム
二 戦争よりも大きな戦争
三 正義とお金の不都合な関係
おわりに
・・・いわゆる陰謀論とされるものがあります。流布している説は、おおむね「世界の国々をDS(Deep State)なるものが支配していて、そのDSの正体が国債金融資本にある」というものです。けれども国債金融資本というものは、もう何百年も昔から存在するものですし、そういう機能があるから異なる通貨の交換や国際交易ができるのです。つまり国際金融資本は陰謀ではなく、実はもともとある国際的な金融の常識でしかありません。
 そのような常識が、では何故ここにきて、いかがわしい「陰謀」のように語られるようになったのでしょうか。それは、従来からある国際常識を不都合と考える人たちがいるからかもしれません。そこでDSと呼ばれる国際金融資本が、何故誕生し、どのような役割を担い、そして現代に起きている問題の本質とは何かを、あらためて歴史のストーリーという観点からまとめてみました。
本書は「DSの陰謀だ」と決め付けたい方々にとっては不都合な本であろうと思います。けれど物事を自分の頭でしっかりと考えたいと思われる方々にとっては、ひとつの考えかとして、きっとお役にたてる本になっているを思います。
 日本をかっこ良く!!             小名木善行
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