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織田歯科院長の日記

井田川は亀山宿と庄野宿との間にあります。では東海道を下ります。

・・・安楽川に架かる和泉橋を渡ります。


川俣神社脇を通ります。このあたりには川俣神社が三社あるようです。このあたり安楽川と鈴鹿川が合流するあたりです。その昔は氾濫する川を静めようと神社が設置されたのではないでしょうか。これは織田の勝手な想像です。

どこからが庄野宿になるのか判らないうち庄野本陣の案内標識に出会いました。今は庄野集会所となっています。


向かい側には宿場らしい連子格子の建物がありました。

 
 ほんのしばらく行くと「清酒・庄野」の看板をつけた店屋の建物がありました。
看板はきれいなので最近まで酒屋さんがあったのでしょう。その昔はここで酒造もおこなわれていたのでしょうか。看板にある「基本醸造」とはなんでしょうか?

 
 庄野宿の案内看板がありました。看板によりますと、安藤広重描くところの「庄野の白雨」は彼の作品の中でも傑作中の傑作だそうです。そういえば美術の教科書で見たように思います。


 次の宿、石薬師を目指し歩きます。道を間違えそうなところには小さいながら案内板が設置されています。


今日は私と同じように東海道を楽しむ方もちらほらおられます。今の気候なら楽に歩けます。


はるか手前からはっきりと一里塚が見えます。説明板によりますと石薬師の一里塚というそうです。「くたびれたやつが見つける一里塚」(江戸時代の川柳)と記されています。「なるほどねー」


石薬師寺を通り過ぎます。


石薬師宿の本陣、小澤屋本陣に到着です。庄野と石薬師間は僅かにおよそ2.7kmと随分短いです。


周りはすっかり姿を変えてしまった中、残った民家のようです。鰻の寝床とはこのような佇まいの建物を言うのでしょうか。間口が狭く奥に深いです。


東海道が、今では国道1号線に吸収されてしまったことを示す案内板が設置され親切です。


沿道に「とんてき」なる料理を示す看板が目立ちます。最近はあんまり言わないがビーフステーキのことを「ビフテキ」と以前はよく呼んでいた事を思い出しました。多分「とんてき」とはポークステーキのことなのでしょうが、どんな食べ物か気になりお店を訪ねてみましたが、まだ開店前で確認できませんでした。


お地蔵さんを立派なお堂に安置されています。信仰の篤さを感じます。

いかにも旧道といった佇まい。昔のままの幅の道が続きます。東海道のたびを続けて感じるのは、すさまじい勢いで変化していたり、時の流れがゆっくりのようであったり、時代の波はモザイクのように私たちを包んでいるもののようだというものです。旅の続きのお話はまた明日。よろしくお願いします。

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