織田歯科院長の日記
鈴鹿峠を越える国道脇の歩道をしばらく上り続けますと、トンネルの手前で旧東海道に出会います。ここも両脇が茶畑です。
さらに進むと林間のハイキングコースとなってきます。
鈴鹿峠の歴史を伝える案内板もあります。
道は峠を越えて下ります。九十九折れのハイキングコースですが、思いのほか道が荒れていて足をすくわれないようそろそろと下りました。
鈴鹿峠を伝える案内板があります。
途中から歩きやすいよう石段が設けられています。道の脇には急坂であえぐ馬のために設置されていた水のみ場がコンクリートで再現されています。
国道1号線の高架をくぐると、林の中をくぐるなだらかな道となります。このあたりは林深く涼しいです。
国道1号線と並行になるまで道を進みますと、坂下宿間近です。
着きました。坂下宿です。ここが坂下宿であることを示す。案内板はありますが、宿場として栄えた当時の賑わいを感じさせるものはほとんどありません。
バスの車庫の傍に、当時ここが松屋本陣であったことを伝えています。
坂下宿を越えてすぐ、懐かしい木造の小学校校舎があります。旧坂下尋常高等小学校だそうです。廃校となった今でも鈴鹿峠自然の家として、利用されているようです。昔の小学校の映画ロケにうってつけです。
東海道をしばらく下りますと、筆捨山の案内板がありました。絵師が、その山の姿のあまりの美しさに絵にすることをあきらめ筆を捨てたことから、この名があるようです。江戸時代は名勝として知られ浮世絵によく描かれたとのことです。
関宿にやってきました。ここは随分、宿場の風情があります。ところでこの関から西を関西、東を関東だそうです。それからこの宿では京の祇園祭のように山鉾の巡行の祭りがあるそうですが、そのサイズが随分小さいそうです。だから規模の小さいことの喩えに「関の山」というそうです。。。なるほど、織田は知りませんでした。
というわけで関宿に到着しました。丁度お昼です。休憩を入れてもう少し東海道をを下ってみようと思います。
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